聖雅学院の生徒達による、何気ない日常を綴った日誌です。
No.388
2009/06/29 (Mon) 17:24:57
他愛もない・・・
里帰りクエストで余の行き着いた先は、其の字の如く 我が帝国の宮殿であった。
???
「お待ちしておりました。」
???
「・・・・・既に、カードは準備出来てございます・・・」
余の到着を待って、二名の親衛兵が傅き出迎える。
セロンクルサードと、シリウスカリビアだ。
マルコ
「よい、顔を上げろ。
学院が云う里帰りが貴様等とはな。
親衛の元へ態に余を出向かせる・・・奴等はよほど死に急ぎたいようだ(哂)」
セロン
「その際には是非私の手で」
マルコ
「逸るな。・・・あの学院ではまだまだやる事があるのだ(嘲笑)
シリウスカリビア、カードを出せ。」
シリウス
「只今・・・・・・。」
セロン
「殿下、もう学院にお戻りになるのですか?」
マルコ
「問題か?」
セロン
「いいえ・・・」
シリウス
「早々に戻られる程に・・・主君にとって学院がすごしやすい場所と分かり・・・安堵致しました・・・・・・
皇妃様も・・・主君に危険が無いかと心配しておりましたので・・・」
マルコ
「饒舌な・・・(哂)」
カードを受け取り、カメラを起動した。
マルコ
「ではな・・・余が戻るまで、骨身を惜しまず国を護れ。 余の代理、貴様等に託してあるのだからな(哂)」
セロン&シリウス
「承知いたしました・・・」
傅く二人の姿を最後に、また真白の霧に包まれた。
今回のクエストは此れで終いか・・・簡素なものであったな。
他の者がどういった人物と出逢ったか、聞いてみたいものだ(哂)
書記
マルコ=フェルッチオ
・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・
マルコの去った後、しばらくして2人が顔を上げる。
シリウス
「・・・行ってしまわれましたね・・・・・・」
セロン
「ああ・・・」
シリウス
「・・・・・・セロンは、主君に・・・付いて行きたかったのではないのですか・・・?」
セロン
「!!? っ馬鹿が!我は殿下の言付通り、骨身を惜しまずこの国をお守りするまでだ・・・」
シリウス
「そうですか・・・? 私は・・・主君と共に学院に行きたかったです・・・・・・セロンは・・・違うのですね・・・(微笑)」
セロン
「!!!? お前・・・汚いぞ(怒)」
シリウス
「・・・・・??」
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