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聖雅学院の生徒達による、何気ない日常を綴った日誌です。
No.
2024/03/19 (Tue) 18:04:49

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No.385
2009/06/24 (Wed) 12:35:49

ウェット


里帰りクエスト、なのだろうか?
今回のクエストは。

一体誰に会うことになるのか。


………
……

ウェット
「思ったとおり、お前だったか(笑)」

???
「お帰り、ウェット(笑)」


花畑の真ん中に、大きな灰色の翼を持つ天使が立っている。
彼の名はレム。

俺の親友だ。


レム
「久しぶりだねウェット。元気にしてたかい?」

ウェット
「うむ、見ての通り元気すぎるくらいだ(笑)」

レム
「君の探しているカードは、僕が持っているよ。どうする?」

ウェット
「そうだな。勿論後で見せてもらうが、折角久々に再会したのだ。
しばらく話でもしないかね」

レム
「…うん!僕もそうしたいって思っていたんだ…!」


レムは、晴れやかに笑って見せた。





俺は真っ黒な翼を持ち、肉を喰らい天使を狩る悪魔。
レムは白い翼を持ち、草食で戦を好まない天使(※レムは天使だ。天使は白い翼だが、レムは訳あって灰色の翼である)


天使と悪魔と言う名称は、ただの有翼人である我々が使用するには俗物的ではあるが、我々の住んでいた小さな島では、古来よりその2つの名称で黒い翼と白い翼を区分していた。


長年、天使を食料として扱ってきた悪魔。
そんな間柄の天使と悪魔とが仲良くできようなど、常識では考えられない出来事だ。


それでも俺はレムと友達だ。
長い間ずっと、ずっと友達だ。


喧嘩をしても、ずっと友達なんだ。




久々に再会した俺達は、昔と変らず語らい、笑いあっていた。


天使と悪魔。
そんな関係でありながら……








…………
……






レム
「ちょっとーーー!!!(怒怒怒)カードを無くすってどういうことなんだよ!!!」


ウェット
「仕方ないじゃないかね。ちょっと手が滑って取り落としたら…
ここいらは草が多すぎて何処かに消えちまったんだ!!!(汗々)」


レム
「渡した時に、君が取り落とすのがいけないんじゃないか!!!(怒)」


ウェット
「しかしお前も俺がちゃんと受け取る前に手を離すから…」

レム
「何…?僕が悪いって言うの…???!(ギラリ)」


ウェット
「そういうわけではないが…!!!(滝汗)」




天使(レム)と悪魔(俺)


…どんなに喧嘩をしても…
2人は何時までも、親友である…(苦笑)
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No.371
2009/06/03 (Wed) 12:19:06

ウェット

ウェットだ。

6月と言えば梅雨の時期か。
ジメジメとしたこの時期はあまり好きでは無いな。

6月は紫陽花と言う花が盛りらしいな。

あと、結婚式が多いのか?
ジューンブライドとか言うものな。

…どちらにせよ、俺には関係も興味も無い話なのだがね(苦笑)

ステビアは、学院にある紫陽花を懸命に手入れしているようだ。

紫陽花ってのは土の状態や色々によって、その花の色を変えるらしい。
それが楽しみだと言っていた。


…やはり、俺には関係も興味も無い話なのだがね(笑)

まぁ、通りがかりの道にでも、紫陽花が咲いていたら、たまに眺めてみるのも悪くないかもしれないな。

…こんな事を書くと、モナあたりに似合わないとでも言われてしまいそうだな(笑)
No.353
2009/05/08 (Fri) 18:37:36

ウェット

ウェットだ。
むむ?今回のクエストは柏餅を作れだと?

今回は料理のクエストのようだな。

俺は料理が出来ないが、大丈夫。俺には強い味方が居るのだから

ステビア
「今回のクエストは、柏餅を作るのですか」

俺の話にステビアは独特のエンジェルスマイルで微笑んだ。
うむ。流石天使。今日ばかりは本当に天使に見えるぞ(笑)

ステビアは料理が非常に上手だ。
しかも甘味には目が無い奴だからな。柏餅が作れない筈が無い。
全く、ステビアが居てくれて助かったよ。

ステビア
「え?クエストはウェットが申し付かったものでしょう?
私は関係者ではありませんから(にこ)」

え”?
何を言うのかね!!?もしかして…

ステビア
「本日は、モモさん達と外出する予定がありますので…(にこ)
クエスト、頑張って下さいね」

ステビアは、得意のエンジェルスマイルで俺にそう言うと、にこやかに手を振り、出て行ってしまった…。

なんて事だ…orz
やはりステビアは天使の顔をした悪魔だ(涙)

止む終えん…何とか自力でやるしかないようだ…。

そして俺は、とにかく餅米と杵と臼と小豆と柏の葉を買ってきた。
確か、柏餅は餅の中にあんこが入っていて、柏の葉でくるんであったような気がする。
これだけあれば出来るだろう。

しかし…餅米も小豆も硬いが、これをどうしたら良いのだろうか…?

……(滝汗)




……夜……

何とか試行錯誤の末、出来上がった…
ような気がする(汗)

餅米も小豆も硬いので煮込んでみた。
餅米はその後杵と臼でついて餅のような形状にした…つもりだ。
何やら糊のようにも見えるが、餅に見えなくも無い。

しかし小豆が甘くもなんともないのは何故なのだろう???
豆を間違えたのだろうか???
もうこれしかないから仕方ないが…。

それらを混ぜ合わせ、柏の葉でくるむ。
この作業が難航した。
柏の葉から流れ落ちそうになるのだから。

…と、とりあえず無事出来たが…

俺は……
こいつは食いたくないな……(滝汗)






※追記
ステビアが見るに見かねて正しい柏餅を作ってくれた(滝涙)
はなから出来ないだろうとタカをくくっていたようだ。
材料を買って帰ってきてくれたのだから。

しかし今日の飯は俺の作った柏餅に…
お…おえ…↓↓↓

No.316
2009/03/13 (Fri) 12:49:38

ウェット


…馬鹿な…(眉を潜めて舌打ち)


俺がどうするべきか…
どうしたものか…

皆を見殺しにするわけにはいかない。
誰かが犠牲にならなければいけないのも分かった。

しかし…

俺は死ぬわけにはいかないのも分かっているんだ。
悲しむ奴が居るからな。
そこで、やすやすと死を選ぶわけにもいけないだろう。

しかし…

俺が死なないとして、誰を犠牲にする?
この中の誰かを?

…それも馬鹿馬鹿しい話ではないかね

きっと死にたがる奴らも居るだろう。
でも、そいつらが死ぬのが正しいとは俺は思わない。

きっとそいつらは分かっていないんだ。
お前らが死んで、悲しむ奴が居るって事を…。

そんな事も知らない奴らを、犠牲にするわけにもいかんだろう(ため息)

しかし…俺が死ぬわけにもいかんし…

だからと言って…犠牲になって、皆が喜ぶ奴が居るとも思えんしな…(悩)

全く、なんでこんな事を考える奴が居るのか意味が知れんのだがね(怒)

…ああ…しかしどうする事が一番なのか…(悩)

む、しかし誰が残るのだろうか…(考)



(1時間経過。鍵が閉まる)



ぐぉ!!!?もう一時間も経ったのかね!!!?(驚愕)
しまった…閉じ込められたか…

まぁ、止む終えん。
俺も死に急ぐ者達と共に候補にあがり、話し合いをするとしよう(ため息)




【ウェット・トゥラスト Bドアの開錠待ち】
No.300
2009/02/20 (Fri) 12:11:29

ウェット

ウェットだ。

昨日は学院をズル休みして、ステビアと2人でいちご狩りに出かけた。

いつもは友達を誘ったりして大勢(と言っても3~5人だろうが)で出かけるステビアだが、今回は珍しく俺と2人で出かけると言い出した。

ステビア
「農園の広さは限られていますし、大人数で押しかけても申し訳ないですしね(にこ)」

話を聞くに、今回のいちご狩りは楽しむ事が目的ではなく、食べる事が目的であることが良く分かった(笑)

まぁな。俺を数に入れたところで、俺はいちごなんぞそんなに食わないからな。
実質、1人で乗り込むのとそれ程変りはしないと言う訳だ。

ステビア
「本日はいちご狩りで夕食分まで食べましょう♪」

…ヤル気満々だ…(笑)
ってか、夕食までというが、俺の夕食までいちごで済まされたりはしないだろうな(涙)

そしていちご狩りスタート。

ステビア、食べる食べる。
畑は3つあったが、それを1つずつ喰らいつくしていく。

たまたま同じ時間にあたっていた、同じイチゴ狩り客が、唖然としてこちらを見ている。
俺も同じ気持ちだな(笑)

練乳片手に、練乳を飲みながらいちごを食うステビア。

…なんとも胸焼けする光景だ(笑)

…………

そして、いちご畑を食べつくしたステビアは、無事いちご狩りを終える事となった。
最後、農家の人の、冷たい目線には気がつかなかったふりでいこう(滝汗)


ちなみに帰り道では、ステビアが俺用に用意しておいてくれた弁当があたった。
肉がメインのゴージャスな弁当だった。

うまい♪

いちご狩りも悪くは無いな。
とりあえず、あの農場にはもういけないだろうけどな(笑)
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