聖雅学院の生徒達による、何気ない日常を綴った日誌です。
No.239
2008/11/25 (Tue) 14:02:59
フェルッチオだ。
今、余は聖雅学院の馬場に来ている。
手入れされた芝の上を疾走する馬たちは、何とも美しい・・・
狭い敷地ではあるが、馬屋に繋いでおくよりは幾分かましであろう。
学院長、貴様等にしたら良く出来た配慮だ。
余の愛馬もそう申しておると見える。
誉めてつかわすぞ。
・・・・・・・・・
・・・・・・・・・
もうこんな時間か。
時の経つのは早いものだな。
・・・・・・?
顔を上げると、稍々離れた所に人影があった。
・・・スィベル・マークス。
「貴様も馬が好きなのか?」と問おうとしたが・・・やめた。
同じ時を共有し一つの物を愛でていた、云わば同志であろう事は瞭然だ。
まさか貴様と趣味が合うとはな・・・(嘲笑)
馬術の心得があるなら、勝負を申し込むか?
スィベル・マークス・・・自信があるなら余を見返してみよ(笑)
書記
マルコ=フェルッチオ
PR
この記事にコメントする