聖雅学院の生徒達による、何気ない日常を綴った日誌です。
No.251
2008/12/10 (Wed) 15:00:00
アニョハセ「ヨン」
って、サービストークをしている場合では無い…!(怒)
ヨンだ。
一体、この学院はどうなっているんだ…!
入った瞬間、運動会。
終わった瞬間、期末テスト。
俺 は 何 時 勉 強 し ま し た か ね …!?(怒怒怒)
…全く馬鹿馬鹿しい…
こんな学院のテストなど、適当に終わらせてやろう…
……
…………
…って…
明らかに適当に終わらせられるレベルの出題内容ではないんだが…!?
……orz……
くそ…
くそ、くそ!!!
俺だって知っていればもう少しまともに出来るんだ…!!!
うぬれ~…!!!
休み時間の間に1点でもとってやる!!!
(※猛勉強)
…ふっ…
今回は比較的簡単だった。
……ヤマがあたったってだけってのもあるが……
イクウォル
「どうだ?ヨン。出来たか(にこ)」
出た…大魔王…
テスト中に堂々と話しかけてくるあたり、強烈な奴だ。
ヨン
「出来たに決まっている」
イクウォル
「そうか?ならば見せてみろ」
ヨン
「馬鹿な…!何故俺が貴様にカンニングをさせてやらにゃならんのだ」
イクウォル
「カンニング?…いやいや…このテストの引っ掛けにまんまとかかってないか、チェックしてやろうと思っただけさ」
ヨン
「引っ掛け…?」
イクウォル
「先程のテストと比べて、今回のテストはどうだ?簡単じゃなかったか?
おかしいとは思わないか?先程はあんなに難しかったテストが、今回そんなに簡単に解ける訳が無い。
そう思わないか?」
ヨン
「…簡単なのには、何か罠が隠されていると…???」
イクウォル
「(にこ)俺の方がこの学院の手口には慣れている。テスト用紙を貸してみろ」
ヨン
「………」
学院も、この大魔王も信用ならなかったが、確かに言われた内容は気になったので、奴に自分の用紙を手渡した。
まぁ、カンニングくらいされても、俺には全く関係ないからな。
出来ていないものをカンニングもするまい。
逆にカンニングされれば、それが正しかったのだろう。
大魔王に手渡して、すぐに終了のチャイムが鳴った。
…かわいそうに、写す時間も無かったろう…
イクウォル
「1つ間違いがあったから訂正してやったぞ」
大魔王が用紙をかえして来た。
間違い…???
どこだ
用紙をチェックする。
しかし、訂正された箇所は見当たらない。
そうしているうちに、先生が用紙を回収して行く。
ヨン
「間違いを訂正したと言っていたが、何処の話だったんだ」
気になった俺は、帰り際に大魔王に聞いた。
すると奴はこう答えた。
イクウォル
「一番初めに書く、一番上の場所。
確か…こう書かれていたっけな…「ヨン・ドルゥア」と」
不適に微笑む。
ま
まさか…!!!?
イクウォル
「正しく「イクウォル・アダマス」と書き換えてやったぞ(笑)
安心しろ。俺の持っていた、真っ白で新しい用紙には、正しく「ヨン・ドロゥア」と記しておいてやったからな」
晴れやかに笑い、大魔王は去っていった。
……
完全にやられた………!!!
ぐぅ……↓↓↓
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