聖雅学院の生徒達による、何気ない日常を綴った日誌です。
No.380
2009/06/17 (Wed) 12:09:34
今回のクエストは一体どのような内容なのでしょうかねぇ???
とりあえず…さっさと終わらしちゃいましょうか(笑)
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扉を開けると、そこは賑やかしい飲み屋の一室。
…一体、ここで何をしろと???
???
「お~い!モナ!!!おめぇ何してんだ!早くこっち来い!!!」
モナ
「師匠!!?」
そこに居たのは、顔の半分があざに覆われている髭面で無骨なオヤジ。
…私の、かつての師匠でした。
モナ
「師匠…!?貴方、ずっと姿が見えなかったけれど、まさか生きていたのですか???」
師匠
「タコかてめぇ!!!こんだけ音信不通だったんだぞ!死んでるに決まってんだろうが!!!ヴォケが!!!」
モナ
「そんな事で怒られても困るのですが…(滝涙)」
師匠は何時もの調子の口の汚さで…全く困ったものです。
一度死んだのでしたら、もう少し大人しくなって頂きたいものです(涙)
モナ
「しかし…そうなのでしたら何故こんな所に???
ここは何処なのですか???」
師匠「俺が酒を飲みてぇから、おめぇと落ち合う場所を酒場にして貰ったのさ。安心しな、別に天国ってんじゃねぇからよ」
モナ
「そうですか…でしたら安心ですが(ほっ)」
師匠
「おめぇは俺様が死んでるにも関わらず出てきてやったってのに、自分の心配が優先なのかよ(怒怒怒)」
モナ
「命ある私には、師匠と違い、生きる権利がありますゆえに(にこ)」
ご…っっ
モナ
「…~~~っっ!!!い…ったいですよ!師匠!!!(涙目)
暴力反対です!!!」
師匠
「おめーが悪ぃんだろぅがぁああ???このクソタコがぁ!!!」
死んでも尚、変わりない師匠。
口が悪く、下品で粗暴。汚いのは口だけでなく身なりもで。
でも、何か強い、一本芯を持った人間で。
私は、この人に多くの事を教わりました。
…良い事も悪い事もありましたが(笑)
師匠
「おら!早く酒とツマミを持って来い!!!おめぇは弟子だろうが!!!師匠を早く敬え!!!タコが!!!」
モナ
「何ですか!私は貴方のパシリにする為に呼ばれたのですか?」
師匠
「そうに決まってるだろーが!!!ほら!早くしやがれクソガキ!!!」
モナ
「…(T△T)」
ああもう、本当に師匠は困った人だ……orz……
こうして私は馬車馬のように働かされる羽目に陥ったのでした(滝涙)
…………
師匠
「あー呑んだ呑んだ♪おら、仕方ねぇからカードを見せてやろう☆」
モナ
「ああ、やっと帰れる…(滝涙)」
師匠
「………
おい、モナ。おめぇ、この学院は楽しいか?」
モナ
「はい?
……そうですねぇ。楽しくはありませんが(笑)
しかし、素晴らしい人々は回りに沢山いらっしゃいます。」
師匠
「そうかぃ、そうかぃ(鼻ほじほじ)」
モナ
「…(滝汗)興味ないなら聞かないで下さいよ」
師匠
「…おい、モナ。」
モナ
「はい」
師匠
「さっさとこっちにくんじゃねぇぞ。
生きるの飽きて、死にたくなろうが、それでも何時までも生き続けろ。
おめーみたいなタコ野郎は、長生きして苦労しまくらねぇと駄目なんだ
わかったか?タコ助が。」
モナ
「………
………はい!!!
望むところです!!!(にこ)」
師匠
「生意気なガキだなぁ、おめぇはよぉ(苦笑)」
最後、師匠は困ったように笑い、私にカードを差し出してきました。
それを携帯で読み取ると、私は学院へと帰還する事が出来ました。
帰還の途中に、師匠の声が聞こえました。
師匠
「モナ!後でこの酒場の勘定頼むぞ~~!!!」
…………
………
か
勘定…!!!?
………
学院に帰りました私に、学院長が話しかけてきました。
学院長
「あっちの世界でお酒代が貴方の名前でツケになってたらしいから、お支払いヨロシクね☆」
…orz…
師匠…貴方って人は死んでも全く変ってないのですね…(滝涙)
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