聖雅学院の生徒達による、何気ない日常を綴った日誌です。
No.151
2008/07/28 (Mon) 11:18:18
期末テストも、本日で6日目となりました。
生徒の皆様、お疲れ様です。
さて、私のパートナーはエトワスです。
残念ながら、私はクエスト開始から1度も彼を目撃をしておりません。
彼の能力である「他の者に変身する力」を使われると、安易に発見出来ない事は想定できました。
又は、翼を使い上空へ逃げたか・・・?
いずれにしても、6日間もの間全く姿を見つける事が出来ないとは・・・素晴しい才能です。
しかし敵となればそんな事も言っていられない。
どうやって捕まえようか。
机に向かって、考える。
・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・
ルイージ
「あれ?兄さん一人??もうお昼だよ☆」
ルイージの声にふと顔を上げると、時計は確かに昼食の時刻を指していました。
ルイージ
「はいコレ。エトワスから兄さんへ渡すように頼まれちゃいまして★
お届けデス☆★」
ウインクしながら、手作りサンドイッチの入った包みを差し出す。
・・・エトワスが?
カフィー
「ありがとうございます。彼の作るサンドイッチは大変美味しいです。
・・・ルイージ、宜しければ昼食を一緒にいかがですか?」
ルイージ
「え?本当に!!?やったー!!・・・・・・あ(汗)」
しまったという顔で一歩後ずさる。
そう、ルイージは私が昼食に誘っても、そんなには喜びません。
カフィー
「変身する相手が悪かったですね、エトワス。後で怒られますよ?」
ルイージ
「何でわかったん?上手く行けると思ったんにー↓↓↓」
パチパチと電気を放ちながら、ルイージから元のエトワスの姿に戻る。
エトワス
「で・も♪ここで捕まりはせんよ(笑)勝負は勝負だからね♪♪
タクト、デスクワークじゃオレは捕まえられんヨー♪」
そう言うと彼は、キシシと笑って机を飛び越え教室の出口に向かう。
でも、私は追うつもりはありません(笑)
何故ならドアの前では・・・
ルイージ
「あのね、エトワス・・・ちょっと良いかな・・・?」
エトワス
「!!!!(死)」
ルイージへの変身は、完璧でした。
姿かたちは勿論、動作や口調、兄の私が見ても見紛う程です。
しかし・・・
学院内で私と係わりを持つことを嫌うルイージに変身して、お弁当を届けるとは・・・
エトワス、人選ミスです。
とりあえず私は、サンドイッチを食べながら2人の会話が終了するのを待つ事といたします。
ちなみに・・・
他方への連絡も、大切なデスクワークの一つ。ですよ?(笑)
以上。
本日の日誌は、カフィー・ハーティリーが記帳させていただきました。
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