聖雅学院の生徒達による、何気ない日常を綴った日誌です。
No.218
2008/10/29 (Wed) 11:59:49
……我が名は……
……神だ……
1万年もの永きの時を生き、下々の愚民共を見守ってきた……
全治全能であり、森羅万象をつかさどる存在
奇跡をたやすく起こしうる存在
それが、神なり……
本日、我、神は、聖雅学院運動会にて、スプーン競争に興ずるなり…
スプーン競争は、スプーンの上にピンポン玉をのせ、それを手に持ち、ピンポン玉を落とさずにゴールする競技なり…
一般的に、学校の体育祭などで、保護者参加種目などで、良く見られる競技なり…
我は神……
奇跡を起こそうぞ……
★神の考える奇跡一覧★
1・スプーンに接着剤を。ピンポン玉落ちない!奇跡!
2・黒子使用。黒子に、ピンポン玉を持たせながら全速力(黒子だから見えないなり)黒子居るからピンポン玉落ちない!奇跡!
3・敵のスプーンとピンポン玉を細工。磁石のように、スプーンとピンポン玉が反発しあうようにする。みんなぐだぐだ。神だけ普通にゴール!奇跡!
4・全チームが女子ばかりで学院長の力を借りていた。神は1万年もの永き時を生きているお年寄りなので、シルバー待遇に、走る距離を1mくらいにしてもらう。神のコネで神素早くゴール!奇跡!
他にも、まだまだ紹介できる奇跡は沢山ある……
何?姑息で卑怯でアホらしいと、今貴様達は思ったか?
何を言うか。
奇跡とは、くだらない沢山の偶然と、くだらない沢山のニアミスが起こすもの。
人の目に、ありえない出来事とうつるものも、意外と真実はくだらないものであったりするものなのだ(にこ)
我は神。
さて、どの奇跡を起こして、絶対的な1位を頂くとしようか(にこ)
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