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聖雅学院の生徒達による、何気ない日常を綴った日誌です。
No.
2025/07/05 (Sat) 09:47:23

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No.280
2009/01/23 (Fri) 12:12:54

ユニファイ

ユニファイだ。

学院長の申し付けで、遠方のこの国へ訪れた訳だが、ようやく目的の珍しい楽譜を借りるべく、最後の交渉の場所までたどり着いた。

楽譜の権利を持っている人物。

それはどうやらその楽譜を作った人物のようだ。
女性らしい。

大きな宮殿のような屋敷に住む、その女性。

彼女は、豪華な装飾が施された、その宮殿の奥。
大きな窓の傍で、たった1人外の景色を眺めていた。

憂いを秘めた、その眼差しで




その彼女の元へ行ける、大きな扉を、私は空けた。




ユニファイ
「貴女を探してここまで~ようやく辿りついた~♪
こ~の、場所~に~♪」

女性
「ま~ぁ~!?♪貴方は~どなた~?♪
突然~訪ねて来る・な~ん~て~♪」

ユニファイ
「ご無礼~お許しを~…♪
貴女にお会いできた~喜びで~胸が張り裂けそうなのです…~♪」

女性
「ま~ぁ~!!?♪(照)何か~御用~なの・か~し~ら~♪」

ユニファイ
「♪~どうぞ~貴女に~私の血から出来た~♪
この赤い~薔薇を~…♪

(片膝をついて薔薇を一輪差し出す)
この薔薇は~美しい~♪

しかし~…♪

貴女の方が~…もっと~美しい…~♪」



キラキラキラキラ…☆(効果音)



女性
「ま~ぁ~!!!!!♪♪♪(照)」

ユニファイ
「私共の~♪頼みを聞いて~頂けま~すか~…?♪」

女性
「……♪~はい…~♪」





こうして、彼女の許可を頂き、私共は珍しい楽譜の入手に成功した。

歌と言うのは不思議なものだ。
自然と優しい言葉が出てくるものである。

だからこの国の皆は、歌で会話をしているのか。

誇張した表現でも、歌で表現すれば、素直に口にすることが出来る。

…ん?
誇張した表現って言うのは、嘘と言う意味か?だと?
いや、私は嘘などつかない。

彼女は確かに美しかった。



心が。



見た目の話では無い。


以上。
ところでこの楽譜は何が珍しいのであろうか???
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