聖雅学院の生徒達による、何気ない日常を綴った日誌です。
No.157
2008/08/05 (Tue) 12:14:38
コンニチハー♪
エトワスです♪♪
2週間続いたクエスト、お疲れサマー。
クエストが終わると、やっと平穏な学院生活に戻った気がするんよ。
・・・だけど
あのクエストは期末テストも兼ねてたんよね(汗)
だから、捕まったり捕まえられなかった生徒は、
補習として学院の補修・・・
何か・・・前のクエストでも同じような事してた気がしん?
クエストをする度、学院の外観が変わっていくよ~な~・・・
ありゃ、壁の色もついでに塗り替えるん?
ならその下に花壇でも作るヨー♪♪
ルー君も廊下の電気をシャンデリアに変えたんね。
きれーい♪♪
ミンナで学院を改装するのも面白いねー♪
夏休み明けには、どんな学院になってるんか楽しみだと思わん??(笑)
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No.154
2008/07/31 (Thu) 12:08:21
は~い!ルイージです☆
みんなクエスト頑張ってる??
オレも頑張っちゃってますよ~!!
もちろんオレのパートナーは、マイスウィート大親友の広臣君こと赤木ちゃん☆★
赤木ちゃんと鬼ごっこなんて・・・腕がなるゼ☆
でも、普通に探して捕まえたんだったら面白みがないよね。
第一、この超広い学院内で、適当に探していても見つかりっこないない!!(笑)
そ☆こ☆で☆
こういう時こそ、何か発明をしちゃうべきだと思いませんか!?
鬼ごっこ。
探す。
赤木ちゃん・・・
・・・・・・!!
ピッカーン☆!!閃いた!!
早速アトリエに帰って、寝る間を惜しんでの設計!制作!制作!!
キュイーンキュイーン!!ドンドン!!
パラパラパラ!ガァガァウィーン!!ペタリペタリ!キャー!!
完・・・成☆(キッラーン☆)
名づけて『対クエスト用☆赤木ちゃん発見レーダー(仮)』!!!!
これで学院内のどこに隠れていても、すぐに発見しちゃいますよっ!!
・・・長かった・・・!!
この1週間、食事も睡眠も削って頑張った・・・!!(血の涙)
(久しぶりに学院に顔を出した時には、思わずエト●スを捕まえるのに協力しちゃったけど・・・)
さあ赤木ちゃん!!ここからが勝負だよ(笑)
レーダースイッチ・オン!!
ピコー・・・ピコー・・・
反応アリ!!
図書館を抜けて・・・中庭を抜けて・・・調理室を抜けて・・・
近い!近いですよ!!
真っ直ぐに続く廊下で、顔を上げると1体だけ不自然に飾られた甲冑が目に入ってきた。
ま・・・まさか・・・
ピコ!ピコ!ピコ!
恐る恐る、甲冑の兜を外してみると・・・
広臣
「やだ、ルイージちゃん★あたい見つかっちゃったのね(ホロリ)」
赤木ちゃん・・・何てベタな所に隠れているんだ!!(驚愕)
ルイージ
「オレだとわかったのに、何で逃げなかったの??」
広臣
「そうね・・・逃げなかったんじゃなくて、動けなかった・・・みたいな?★」
すごい・・・!!それもまたベタ過ぎる!!!
ちなみに、この甲冑から出るのがまた一苦労なわけです。
オレたちが久しぶりの再会に涙するのは、これから約5時間後の事だった・・・
広臣
「やっと出れたわ!ルイージちゃん!!お久しぶりっ★」
ルイージ
「やっと会えたね!赤木ちゃん!!てか、一人でどうやって入ったの?☆」
No.153
2008/07/30 (Wed) 01:05:20
クエスト8日目。
イクウォル・アダマスだ。
……
初めに言っておく。俺のクエストは終了している。
何故俺があれを捕まえなくてはならないのか、
学院長共にレポートを提出して貰いたい気持ちだ。
……
内容?
俺が普通に捜索し、普通に捕まえた。
以上だ。
……
機嫌が悪いだと?
…馬鹿馬鹿しい…
あれに付き合う俺の身にもなれ。
…
クエストが始まってからというもの、逃げる側のルクパトは、うまく逃げ隠れていた。
奴は、馬鹿げた喋り方をして、馬鹿げた服装をしているが、あれで相当に優秀な能力を持っている。
知恵も行動力もある。
…そうでなくては、俺の助手など務まらないのだがな。
そう易々と見つかりはしないだろうし、捕獲もままならないであろう事は想定内。捜索とは地道なもの、期限をいっぱいに使い、最終的に捕獲が完了すれば、それで成功と考えていたし、それ程焦りもしていなかった。
…クエスト期間中、奴から多くのメールが届いた。
『件名:大好きなイクへ★*・
本文:おはよう!今日からクエストだねー(^^)
僕、イクに捕まえてもらえるの楽しみにして、一生懸命逃げてるからね。イクはどうやって捕まえてくれるのかな?ドキドキ★
楽しみに待ってるよぉ♪(>▽<)ノシ 』
『件名:まぁだかな???
本文:イクは僕を探してくれてるかなぁ?僕ね、一生懸命逃げてるよ?イクに捕まえて欲しくって、一生懸命逃げてるんだよぉ!p(>△<)q
早く、つかまえて欲しいよー♪ 』
……
…みたいなメールが1日10~20通来る…
死ね。
俺が捕まえる前に死ね。
ヤル気が減退している頃に、痺れを切らしたルクパトは、わざわざメールで自分の居場所が分かる、ヒントを出してくるようになった。
見つかりたくて仕方ない割には、どうやら真面目に逃亡はしているらしい。
とりあえず、
ウザイ。最強にウザイ。
受信拒否設定完了。
と言っても、拒否っても又メールはじゃかじゃか入ってくる。
頭の冴えるルクパトの、機転の良さが何ともウザイ。
……
そんなこんなで、あまりのウザさに耐え切れそうも無い俺は、仕方なく真面目にルクパトを捜索し、捕獲してやった訳だ。
捕獲されたルクパトは、喜び勇んで号泣していた。
ウザイ。
真剣に。
今、ルクパトはお仕置き中だ。
あいつの嫌いな、服が汚れるような、こ汚い仕事を任せている。
相当嫌がっているが、なにやら喜んでいるようにも見える。
よっぽど俺に捕まりたかったのか(苦笑)
やれやれ、
罰を与え、相手に喜ばれているような俺も、またウザイな(笑)
No.152
2008/07/29 (Tue) 23:57:02
こんにちは、ステビアです(にこ)
本日でクエストは7日目となります。
私のクエストのパートナーはモモさんです。
モモさんは、まるで、人形のように美しい、人魚の女性です。
男である私が、女性であるモモさんを、全力で捕獲しようとする様は、あまり紳士的とは言えなく見えるかもしれませんね(苦笑)
ですが、今回は学院から、提示されましたクエストで行う鬼ごっこ。
生徒皆が全力で挑むべき、期末テストと言う訳です。
それで手を抜くわけにもいきませんし、又、手を抜けば、それはモモさんに対しても失礼というもの。
女性だからと、甘やかすのは、まるで女性の実力を馬鹿にしているようではありませんか?
ですから、私も、また、モモさんも全力で今回のクエストに挑ませて頂きました(にこ)
モモさんは人魚なので、わずかな水があれば、その水を増幅させ、津波を起こすことが出来ます。
そして私は、有翼の為の飛行と、灼熱の業火を戦の術といたしております。
水と炎。
戦うには何とも相応しい対決といった感じでしょうか(にこ)
モモさんが、自ら起こした津波にのまれるようにして、全てのものを巻き込みながら、廊下を逃げるのであれば、私は自身の炎で、その水を追うように気化させ、道を切り開き、後を追います。
モモさんが、離れの倉庫に逃げ込んだと情報を得れば、私はその倉庫を瞬時に焼き払い、モモさんを探します。
そんな追いかけっこを繰り返しているうちに、随分とクエストの日にちも過ぎてしまったようですね。
周りでは、水浸しになった教室や、全焼した倉庫などの修復作業が随分進んでいるようです(にこ)
さて、本日モモさんはプールに逃げ込んだようです。
人魚のモモさんは、水の中ではまさに人魚の姿となります。
水の溢るるプールは、まさにモモさんの舞台。
プールからは水がとめどなく溢れています。
私は空中からプールを眺めていますが、それでも、津波が私を襲ってくる程の勢いです。
人魚姿のモモさんは、オールヌードに近い状況なので、それを見たいが為なのか、男子生徒がわいわいと流されていく姿が沢山見受けられます。
さて、私はどうしましょうか?
何時までも空に浮かんでいても仕方が無い。
モモさんを捕まえるには、どうするか?
そうですね。
相手の懐に入るしかないでしょうね(にこ)
私は津波に向かって急降下しました。
水は容赦なく私を襲ってきます。
空中なのに、おぼれてしまいそうな程に。
空の上で水の中を泳ぐ私は、モモさんを、水中の奥底で見つけました。
水の中では、手を伸ばしても水圧に負けてしまう。
ならば
………
ステビア「モモさん、捕まえました(にこ)」
モモ「…捕まって、しまいました…(はにかむように、微笑)」
人魚の姿から、人の姿に戻ったモモさんに、自身の着ていたマントを羽織らせ、ようやく私はクエストをクリア致しました(にこ)
…どうしたかって?
簡単ですよ。
水中ではモモさんにかなわないのですから、地上に還せば良いだけの話。
そこにある水が全て気体になれば、そこは水の中では無くなる。
ただ、それだけですよ(にこ)
おや、観覧していた(通りすがりの人も居ましたが)沢山の生徒達が、皆さんちりちりのアフロヘアーになって、焼け焦げてしまっているようですね。
…真剣勝負の真っ最中に、助平心を抱いて、野次馬なんかにやってきた、皆さんが悪いのですよ?(にこ)
No.151
2008/07/28 (Mon) 11:18:18
期末テストも、本日で6日目となりました。
生徒の皆様、お疲れ様です。
さて、私のパートナーはエトワスです。
残念ながら、私はクエスト開始から1度も彼を目撃をしておりません。
彼の能力である「他の者に変身する力」を使われると、安易に発見出来ない事は想定できました。
又は、翼を使い上空へ逃げたか・・・?
いずれにしても、6日間もの間全く姿を見つける事が出来ないとは・・・素晴しい才能です。
しかし敵となればそんな事も言っていられない。
どうやって捕まえようか。
机に向かって、考える。
・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・
ルイージ
「あれ?兄さん一人??もうお昼だよ☆」
ルイージの声にふと顔を上げると、時計は確かに昼食の時刻を指していました。
ルイージ
「はいコレ。エトワスから兄さんへ渡すように頼まれちゃいまして★
お届けデス☆★」
ウインクしながら、手作りサンドイッチの入った包みを差し出す。
・・・エトワスが?
カフィー
「ありがとうございます。彼の作るサンドイッチは大変美味しいです。
・・・ルイージ、宜しければ昼食を一緒にいかがですか?」
ルイージ
「え?本当に!!?やったー!!・・・・・・あ(汗)」
しまったという顔で一歩後ずさる。
そう、ルイージは私が昼食に誘っても、そんなには喜びません。
カフィー
「変身する相手が悪かったですね、エトワス。後で怒られますよ?」
ルイージ
「何でわかったん?上手く行けると思ったんにー↓↓↓」
パチパチと電気を放ちながら、ルイージから元のエトワスの姿に戻る。
エトワス
「で・も♪ここで捕まりはせんよ(笑)勝負は勝負だからね♪♪
タクト、デスクワークじゃオレは捕まえられんヨー♪」
そう言うと彼は、キシシと笑って机を飛び越え教室の出口に向かう。
でも、私は追うつもりはありません(笑)
何故ならドアの前では・・・
ルイージ
「あのね、エトワス・・・ちょっと良いかな・・・?」
エトワス
「!!!!(死)」
ルイージへの変身は、完璧でした。
姿かたちは勿論、動作や口調、兄の私が見ても見紛う程です。
しかし・・・
学院内で私と係わりを持つことを嫌うルイージに変身して、お弁当を届けるとは・・・
エトワス、人選ミスです。
とりあえず私は、サンドイッチを食べながら2人の会話が終了するのを待つ事といたします。
ちなみに・・・
他方への連絡も、大切なデスクワークの一つ。ですよ?(笑)
以上。
本日の日誌は、カフィー・ハーティリーが記帳させていただきました。