聖雅学院の生徒達による、何気ない日常を綴った日誌です。
No.303
2009/02/25 (Wed) 11:00:46
………
………tu-……
…tu・tu・ツー……
ima…イマ
今より…
君達に、1つの選択を迫リます。
…………
君達、聖雅学院の、1クラスである生徒全員を、異次元へと移送しました。
一面が白い壁に覆われている小さな部屋に、24名をバラバラに転送。
他のクラスメイトと、コンタクトをとる事は不可能です。
部屋には2つの扉がついています。
「A」と「B」と書かれた扉。
君達に、1つの選択を迫ります。
『24人全員死ぬことになります。
でも、誰か一人が生贄になって命を差し出すなら、
その命と引き換えに他の23人は助けてあげましょう。』
期限は1時間。
その間に決断をして下さい。
生贄になる意志のない方はAの扉から外に出てください。
1時間後、まだ部屋に残っていた方は死ぬ意志があると見なされ
Aの扉の変わりにBの扉が開錠されますので、そちらから次の部屋にお進みください。
Bの扉はBの部屋に続いています。
Bの部屋は、外に出られる扉が1つついてる、白い壁の広場です。
Bの部屋に集合した皆は、話し合いを行って下さい。
最終的に、B部屋に残った1人が『生贄』となり、その時点で外に出た皆が学院まで転送されます。
そして、もしも生贄になる意思が誰にも無かった場合は、24人全員が生贄、犠牲となります。
…さて…貴方ならばどうしますか???
貴方は
自分の命と引き換えに、皆の命を救う
『英雄』になりたいと、
そう、望むのでしょうか…???
…tu・tu・ツー……
………tu-……
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