聖雅学院の生徒達による、何気ない日常を綴った日誌です。
No.204
2008/10/09 (Thu) 11:22:09
・・・ここが聖雅学院か。
カフィーがここにいると聞いたから来て見れば・・・何とも小さい建物ではないか。
余の国に仕えれば、この程度の建物くらいいくらでもくれてやろうと云うのに。
・・・まあ、あの男が在籍をする程の学院だ。
さぞ興味深い授業をしているのだろう。
期待しておく(笑)
しかし・・・狭い敷地内とはいえ、あの男を捜すのは苦労しそうだな。
・・・・・・何だ?
・・・木の下で本を読む生徒?奴がカフィーだと?
愚鈍をぬかすな。
カフィーは、あんな小僧ではない。
名乗り遅れた。
余は、マルコ=フェルッチオと云う。
周りの者は「太子」と呼ぶ・・・貴様等もそう称して構わん。
それにしても、この聖雅学院とやらは中途入学をした生徒に案内も付けんのか?
馬を繋ぐ者も一向に現れる気配がない。
・・・招いておいて無礼にも程がある。
責任者は何処だ!学院長を呼べ!!
書記
マルコ=フェルッチオ
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