聖雅学院の生徒達による、何気ない日常を綴った日誌です。
No.184
2008/09/11 (Thu) 12:10:57
先週のクエストの産物であるカレーですが、
本日、クラス全員で食べる事になりました。
男性側は、ステビアさんが猪一頭をそのまま丸焼きにしてくれた赤黒いカレー。
・・・いや、この場合表記的には「赤グロイ」の方が正しいでしょうか。
今までの「カレー」という概念を覆すような色と香りです。
カレー用のスプーンで軽くご飯と混ぜ合わせ、一口掬って・・・食べる。
・・・・・・・・・
・・・!!!??
絶妙に調合されたスパイスは、見た目だけでなく味でもしっかりその存在をうったえています。
辛い。
というより・・・痛い?
・・・あ、痛い。
なるほど、食材とは組み合わせによってここまで変化するものなのですね。
水を飲んでも、辛さが取れる気がしません。
味は決して悪くなく、ステビアさんの調理は材料を殺すことなく使用されていると感じます。
ですが、スプーン一杯を食べるのにこれだけ時間を要していたら折角のカレーが冷めてしまいます。
さて、どうしたら暖かいうちに食べきれるか・・・
隣を見ると、何人かの生徒は床に倒れたりバケツで水を飲んだりしています。
その奥で・・・5人が必死にカレーを食べている姿が目に入りました。
ボリス、カワドさん、イクウォルさん、エトワス、ローグさん。
共に互いを伺いながら、勢い良くカレーを口に運ぶ。
一人が「おかわりしちゃおっかな!」と立ち上がると、他の4人も負けじと立ち上がる。
もしかして辛くないのでしょうか・・・?
5人
「これくらいで辛いなんて、笑っちゃうね!!」
あれ?涙目ですよ?
でも丁度良かった。私には少々辛い(むしろ痛い)と感じておりましたので・・・
カフィー
「エトワス、辛いのがお好きならこれも食べていただけますか?」
エトワス
「!!?(死) わーイ・・・タクトからもらえるなんて、オレ、ウレシイんよー・・・(滝涙)」
喜んでいただけて、私も嬉しいです。(にこ)
ステビア
「ああ、辛さが足りませんでしたか?すみません、今調整しますね(にこ)」
そう5人に言いながら、ステビアさんは大きな袋に入っていた唐辛子を全てドラム缶の中に注ぎました。
5人は、目が飛び出るほど驚いていましたが・・・きっと喜んでいたのだと感じます。
クラス全員で協力して出来上がったカレーです。
美味しく食べれる方々が、食べるのが一番かと(笑)
ステビア
「残さないで食べてくださいね(にこ)」
以上。
本日の日誌は、カフィー・ハーティリーが記帳させていただきました。
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