聖雅学院の生徒達による、何気ない日常を綴った日誌です。
No.260
2008/12/19 (Fri) 18:05:06
ウェットだ。
最終回はとうとう、主人公の孫悟空役である俺の番だ。
みんな、楽しみにしていてくれたまえ。
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奇跡的な復活をとげた孫悟空。
…危うく、俺の命がパンティーになるところだったが…(滝汗)
ウェット
「最後のボス、牛魔王を倒したら、俺達の旅も終わり…長く苦しい旅だった…」
ネオ
「うつけ。牛魔王を倒す事が目的ではなかろう」
モナ
「ついでに旅は長くも苦しくもありませんでしたけどねぇ」
ロート
「アンドーナツは美味しいよ~(もぐもぐ)」
広臣
「ルイージ君、龍の写メ見たら、すっごーいって目が飛び出して眼鏡を割っちゃったらしいわよ♪
いっそ龍よりそのルイージ君が凄いわよね(笑)」
ウェット
「だー!!!お前ら少しは真面目にやりたまえ!!(怒)
真面目にやらないから観客がもうすぐ1桁になってしまうじゃないかね!!!」
モナ
「真面目云々より、主演がぱっとしなかったんじゃないですかねぇ…(あくび)」
ウェット
「五月蝿い…!!!とりあえず、最後までやりぬくぞ…!!!」
そんなこんなで、俺達は牛魔王と最後の決戦の時を迎えた。
俺、孫悟空は愛用の剣を素早く抜き、牛魔王を睨む。
モナ
「孫悟空って、剣が武器じゃないんじゃないんですか?」
ウェット
「五月蝿いぞモナ!(怒)細かいツッコミばかり入れるな!!」
モナ
「別に細かくもありませんけどねぇ」
気を取り直して!!!
孫悟空は剣を振るいながら、山ほど強大な牛魔王に果敢に向かっていった!!!
孫悟空が、大剣を牛魔王に振り下ろした!!!
バキ!!!!!
バリバリバリ!!!!!
ロート
「あ~あ~、牛魔王が木っ端微塵に砕け散っちゃったよぉ~
きゃはは★」
広臣
「文字通り『木っ端』微塵ね(苦笑)」
ウェット
「しまった!!!本気で壊してしまった!!!」
牛魔王こと、西遊記の劇用大道具は、広臣…いや猪八戒が言ったとおりに木片を撒き散らし、『木っ端』微塵、粉々に砕け散ってしまった。
モナ
「あ~あ…怒られますよ~」
ウェット
「俺は本気で演劇に取り組もうと…!!!しただけなのだが…」
ネオ
「牛魔王を退治した事にはかわりあるまい。
これで天竺へ行けるのだ」
ウェット
「さ、さすが三蔵!良い事を言うではないか!!!」
ロート
「ちょっと、思ってたんだけどね~」
ウェット
「何かね?」
ロート
「初めから龍に、天竺へ連れて行ってもらったら、こんな面倒な事をしなくても良かったんじゃない~?」
……………
……・
こ、こうして!
孫悟空の力により、牛魔王を退治した三蔵法師ら一行は、
無事天竺へたどりつき、ありがたい経典を手にする事が出来たのであった!!!
めでたし、めでたし…!!!
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
…………
ウェット
「何で主役の俺が、最後の掃除までしなくてはならないのかね…(涙)」
モナ
「貴方が牛魔王をバラバラにして、散らかしたからに決まっているじゃないですか。
じゃ、お疲れ様でした~♪」
ウェット
「くそー…うぅ…」
西遊記は、お家に帰るまでが西遊記です。
END(涙)
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