聖雅学院の生徒達による、何気ない日常を綴った日誌です。
No.239
2008/11/25 (Tue) 14:02:59
フェルッチオだ。
今、余は聖雅学院の馬場に来ている。
手入れされた芝の上を疾走する馬たちは、何とも美しい・・・
狭い敷地ではあるが、馬屋に繋いでおくよりは幾分かましであろう。
学院長、貴様等にしたら良く出来た配慮だ。
余の愛馬もそう申しておると見える。
誉めてつかわすぞ。
・・・・・・・・・
・・・・・・・・・
もうこんな時間か。
時の経つのは早いものだな。
・・・・・・?
顔を上げると、稍々離れた所に人影があった。
・・・スィベル・マークス。
「貴様も馬が好きなのか?」と問おうとしたが・・・やめた。
同じ時を共有し一つの物を愛でていた、云わば同志であろう事は瞭然だ。
まさか貴様と趣味が合うとはな・・・(嘲笑)
馬術の心得があるなら、勝負を申し込むか?
スィベル・マークス・・・自信があるなら余を見返してみよ(笑)
書記
マルコ=フェルッチオ
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No.222
2008/11/03 (Mon) 11:18:05
No.204
2008/10/09 (Thu) 11:22:09
・・・ここが聖雅学院か。
カフィーがここにいると聞いたから来て見れば・・・何とも小さい建物ではないか。
余の国に仕えれば、この程度の建物くらいいくらでもくれてやろうと云うのに。
・・・まあ、あの男が在籍をする程の学院だ。
さぞ興味深い授業をしているのだろう。
期待しておく(笑)
しかし・・・狭い敷地内とはいえ、あの男を捜すのは苦労しそうだな。
・・・・・・何だ?
・・・木の下で本を読む生徒?奴がカフィーだと?
愚鈍をぬかすな。
カフィーは、あんな小僧ではない。
名乗り遅れた。
余は、マルコ=フェルッチオと云う。
周りの者は「太子」と呼ぶ・・・貴様等もそう称して構わん。
それにしても、この聖雅学院とやらは中途入学をした生徒に案内も付けんのか?
馬を繋ぐ者も一向に現れる気配がない。
・・・招いておいて無礼にも程がある。
責任者は何処だ!学院長を呼べ!!
書記
マルコ=フェルッチオ
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