聖雅学院の生徒達による、何気ない日常を綴った日誌です。
No.192
2008/09/23 (Tue) 12:50:53
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今日は祝日なのに、何故か学院の図書館にいるスィベルです。こんにちは(全ギレ)
あのクソ馬鹿兄・・・
ボリス
「あ、スィベル。机の上の本、今日が返却日だから忘れずに返しておけよ?(笑)」
スィベル
「は?・・・自分で借りたものは自分で返しに行け」
ボリス
「駄目駄目。折角の休みだぜ?俺デートだから(笑)じゃよろしく!」
・・・何がデートだ(怒怒怒)
折角の休みなのは俺も一緒ですが!?
だいたい『武士の茶の心得』ってなんだ!!
明らかに名前だけで借りてないか!!?
つか、誰が読むんだこの本を!
イライラを前面に出したような早足で図書館に入ると、
いつもと少し雰囲気の違う空気を感じた。
学院の図書館は、休日だからか数える程しか人がいない。
静かで広くて本の匂いがする図書館・・・家にいるよりは、ずっと気が休まるかもしれないな。
・・・少し寄って行くか。
本の返却を済ませ、
前から1度ゆっくり読んでみたいと思っていた医学研究書を手に取り誰もいない席についた。
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生徒?
「前、宜しいでしょうか?(にこ)」
スィベル
「?あ、ああ」
顔を知った生徒が俺の前にかけた。
・・・図書館で逢うなんて珍しいな。
そう思いながら、軽く顔を上げる。
その手には・・・・・・『武士の茶の心得』。
スィベル
「!!?」
生徒?
「どうかしましたか?」
スィベル
「いや・・・何でも・・・」
一度にこっと微笑むと、その人は静かに本を読み始めた。
・・・・・・
所々、クスクスと可笑しそうに目を細める。
そんなに面白い本なのか???
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・・・・・・駄目だ。気になる(汗)
結局、予約待ちのところに名前を書いて席に戻る。
・・・と、その人は本を手にコクリコクリと船を漕いでいた。
面白いのか眠くなるのかどっちなんだ!!??
・・・まぁ、いいか(苦笑)
本を見ながら、こんな風に時間がゆっくり流れていく日も悪くないな。
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来週も・・・来てみようかな。
追記。
『武士の茶の心得』どこが可笑しいのか、限りなく意味不明でござる!!(怒)
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