聖雅学院の生徒達による、何気ない日常を綴った日誌です。
No.164
2008/08/14 (Thu) 11:58:41
・・・スィベルだ。
珍しく2週間も休みがあるから、一度実家にでも帰ってみようと思っていたが・・・
前にカワドも書いていた通り、
日誌を書きに学院に登校しなくてはいけない夏休みって何だ(全ギレ)
しかも何故みんな真面目に日誌を書きに来ている!?
・・・・・・まぁ、俺も人の事は言えないな(汗)
さっさと書き上げて帰ろう。
普段と違って誰もいない静かな教室でため息をつきながら日誌を書いていると、モナが入って来た。
モナ
「ああ、スィベル君も呼ばれて来たのですか?」
げんなりしたような、それでも一人でなくて良かったというような声で、
モナがこちらに寄って来た。
・・・呼ばれた?・・・誰に?何で??
モナ
「いやー、あのプール掃除を一人では大変だなぁと思っていたんですよ(苦笑)」
どうやらモナは、運悪く学院の夏休み掃除ルーレットとやらで、
プール掃除に当たってしまったらしい・・・
・・・あのプールを一人で掃除?
嫌がらせを通り越して、もはや修行だな(汗)
・・・?
ちょ、ちょっと待て!何だかよくわからないが、
俺も掃除当番に選ばれた事になってはいませんか!!?
スィベル
「俺は・・・日誌の当番で学院に来ただけだ(汗)」
モナ
「わかります。まだ日誌の当番と掃除の当番が同じ日でよかったですね(同情の涙)」
おかしい。
話が通じていない・・・!!?
・・・・・・・・・
・・・・・・
結局、数分後には首掛けタオルにデッキブラシを装備して俺とモナはプールにいた・・・
半ばヤケでプールを磨く俺に対して、モナはいっそ掃除が楽しくなってきているようだ。
スポーツをしているようにブラシを滑らせている。
掃除が終わったのは、夕方になった頃だった。
モナと別れて教室に戻って来たわけだが・・・
まだ日誌が途中だった事を思い出して、疲れが一気に出る。
・・・早く帰ってシャワーが浴びたい。
今日は掃除とこの日誌で1日が終わったな・・・
おい、学院長・・・夏休みって何だ(怒)
PR
この記事にコメントする