聖雅学院の生徒達による、何気ない日常を綴った日誌です。
No.92
2008/04/21 (Mon) 12:10:24
何が鬼ごっこだーーーーーーーーっ!!!!?(怒)
捕まえる側の生徒って・・・明らかに殺そうとしているようにしか見えないのは気のせいか!!??
おい!その落とし穴の底の竹やりは何だ!?
電気罠を張るって・・・それは猛獣用じゃないでしょうか!!!
・・・草葉の影からその様子を見ながら、今すぐ出て行ってツッコミたいのをぐっと堪える。
ここで出たら俺の負けだ。
と、向こうから誰かがフラフラと歩いてきた・・・・・・兄だ。
俺はすぐに気配を消して、木の上に飛び退いた。
・・・兄は、木の下で一度あくびをしてから・・・去っていった。
・・・どうやら気付かれなかったようだ。
ボリス
「上手く撒けたようだな・・・」
スィベル
「あぁ・・・」
木の上から兄の歩いていった方を見つめる俺に、隣から兄が話しかける。
・・・・・・・・・?
・・・ん?兄??
ボリス
「ところで、もう捕まえていい?(笑)」
爽やかに微笑む馬鹿を前に、今までに無いような声で驚いた俺は
木から下りたのか落ちたのかという勢いで逃げ出した。
・・・・・・が、逃げ切れるわけもない(汗)
軽く足払いをされ、すっ転んだ俺の背の上に兄が座ってケラケラと笑う。
「俺に勝とうなんざ、1億年早いぜ?」
・・・わかったからどいてくれ。
それから、『私は捕まりました』というステッカーを貼られて、
正面入り口に用意されたオリで待機。
他のクラスの生徒達が集まってくる。
・・・まさに動物園のパンダの気分だ。
しかもこれから一週間この生活・・・?
勘弁してくれ(汗)
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